スパイスはどれも特徴的な風味を持っていて、料理をグレードアップさせてくれるすばらしい食材です。
ですが、種類はとても多く、詳しい話を聞くことができる場も多くないため、
- 初めてのスパイスはどのように使えば良いか分からない
- 買ってみたけど使い方が広がらない
- 結局あまり使わなくなってしまった
そんな悩みを抱える方も少なくないのではと思います。
スパイスを勉強するには、ハーブと同じように、スパイスの基本や使い方を写真付きで見ることができる本がおすすめです。
そこで、この記事ではたくさんの本の中から実際に購入してよかったと思うスパイスの本を3冊ご紹介したいと思います。
書店に置かれている本はどれも素晴らしい本ばかりだと思いますが、とてもたくさんの本が出版されていますので、その中から選ぶ参考にしていただければ幸いです。
(今でも現役で使用している本ですが、購入したのが執筆時から5年以上前で、少し古い情報であることはご了承ください。)
『専門店が教える スパイスの基本』
スパイス専門店が監修されており、スパイスの基礎から少し凝った話まで、たくさんの写真付きで記載されている、目で見て学べる一冊です。
幅広くスパイスの基本を学ぶのにおすすめです。
価格もお手頃で、スパイスに関する本を初めて購入する方におすすめですが、作成時点で中古品かKindle版しか販売されていないようです。(申し訳ありません。)
『カレーのすべて』
こちらはカレーに特化したレシピ本で、さまざまな本格的なカレーとスパイス料理のレシピが掲載されています。
プロの料理人のレシピで、家庭で作るにはハードルが高いものが多いですが、本格的なスパイスの使い方を学ぶことができます。
眺めているだけでも楽しい一冊です。
家でスパイスから本格的なカレーを作りたいという方、今後スパイスからカレーを作ってみたいという方におすすめです。
『スパイス&ハーブ料理の発想と組み立て』
たくさんのスパイス&ハーブ料理のレシピだけでなく、スパイスとハーブの基本から説明されていて、料理の専門書のようですが、基礎から学びたい方でも勉強になると思います。
ただし、掲載されているレシピは難しいものもあり、基本的なレシピをご覧になりたい方には不向きかもしれません。
すでに何冊かスパイス/ハーブの本を持っていて、さらに詳しく勉強したい方におすすめの一冊です。
番外編『スパイス&ハーブマスターの使いこなしレシピ』
最後は番外編です。
作成時点で絶版になっているようなので、番外編としました。
基本的な内容から実際の料理への使い方まで、フルカラーで、写真のたくさんを使って説明されていて、とても見やすく、わかりやすいです。メーカーの本だけあって、自社商品をベースに構成されているので、店頭で商品を入手しやすい点も良いと思います。
中古品しかなさそうですが、少し安く手に入れられそうなので、ぜひご覧ください。
まずは気に入った1冊を買ってみましょう
スパイスの基礎知識は、著者や団体によって考え方が異なる場合がある上に、とてもたくさんの本が出版されているので、スパイスの本の選び方はとても難しいと思います。
レシピはインターネット上でも見ることができますが、スパイスの基本的な情報は本の方がまとまって見ることができます。
初めは基礎知識を学べる一冊を好みのデザインや内容で選んで購入し、その後に目的に応じた一冊を買い足して行くのがおすすめです。
おすすめのハーブの本もご紹介していますので、合わせてご覧ください。